April 2012
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文学館と古本とふしぎなお手紙
またずいぶん久しぶりの日記。ですますで書いていたのか、である、で書いていたのかすら忘れてしまった。ので、いまの感じでとりあえず書いてみる。
ふしぎな手紙をいただいた。いまどき(いつどきだ?)なので、メールですけど。
ネットにご掲載の「よもやま日記」を拝読し、この度メールさせていただきました。
少し長くなりますが、お目通しいただけますでしょうか。
私が拝読いたしましたのは、玉川さまが2008年5月にお書きになった「匿名の方からの手紙:松本清張 半生の記」です。
ご記憶にございますでしょうか。
小樽文学館様の入り口にある古書を手にした時から、摩訶不思議なことがおきたため、本をお返しいたします、という匿名のお手紙のお話。
あのお手紙をお送りしましたのは、この私です。
最近になって突然また松本清張作品が読みたくなるとともに、
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私のルリユール
昨日の「製本教室」でつぎのようにご挨拶。
今年度の末ころに、これまでの「製本教室」の足どりを振り返り、皆さんの作品を並べてご紹介するような企画展示をしたいと思っています。
やや唐突の感を受けられたか、皆さん「……?」。
それを一区切りとしたいと思っています。
「ザワザワ……。それは今年度で打ち切るということ?」
(ほんとにいいたいことはすぐ察されますね)ええ、まあ。今までのようなかたちで続けることはありません。
「続けることは無理になったんですか。経費的なことですか」
それも多少はありますが、いちばんは私の時間があまりなくなってきたということです。私をまったく抜きにして継続できれば、それに越したことはないのだけれど。
「……。それは、まだ無理ですね……。しかたないかな……。」
ということで、みなさんのご了解を、というか半ば以上、強く押し切ってしまったのですが。心も痛む。
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人に頼るということ。
人に頼るより、自分でやった方がはるかに楽だ。できることには限度があるけど、徹夜作業を一週間ぐらい覚悟すれば、たいていのことはできる。
なのだけど、それは所詮無理なので、年取ってくると余計に無理なので、けっきょく人に頼らざるを得ない。頼ることの辛さは自分でやらなければならない辛さとは質が違う。
どうしても意のままにはならない、そういう辛さ。自分の限界、自分の無能、思い知らされるそういうつらさ。
ただ。ここ大事なんだな。意のままにならない、ということ。そこで初めて「想定外」が可能になる。自分の先が見えた、つまりその先の「未知」がおぼろげながら見えてきた、ということであります。
きょうは製本教室を初めて2階の古本コーナー(事務室跡)でやっております。あと、函館博物館の佐藤智雄さんが訪ねてくださいました。
まんべくん
日記再開するのだから、文学館の改装について、とか、なぜ塀がなくなったのか、とか、だいじな話から、と思ったけど、どうも今あたまを占めていることしか書けない。これをツイッター脳というのかしらん。
有名なゆるキャラ、まんべくん。昨日、本人が「さて、小樽行くか」などツイートするものだから、「誤報あるいはデマ」(もしかしたら私が第1次発生源?)が小規模に拡がりました。
きょうは「デマの考察」ではなく、「まんべくん」そのものについて。
かすかに気になりながら公式ページ http://manbe.jp/ みたり、ツイートフォローしたり始めたのは最近。それでびっくり。おもしろすぎる。
ゆるキャラとは何ぞ。
地方の市町村は存在感薄れていくばかり。町おこしなどといっても、立派な珍しいものがそんなにあるわけはない。
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こんなんなりました。
あきれ果てられてもしかたないのだけれど、「日記」の調子をまったく忘れてしまったので、何とかとりもどすまで、短めにポツラポツラと再開します。
文学館「事務室」撤去跡。
February 2010
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遊歩道ができた。
文学館側参加者5人、博物館側2人。最高齢は70半ば(女性)。
感激の両隊合流は、かなり博物館よりの位置。
全体を歩いてみて分かったのですが、文学館側は山あり谷あり、ときに除雪車の雪煙をかぶるという障害物だらけ。かたや博物館は平坦で雪原を歩く趣き。
けれども歩きにくいんですね、博物館側のほうが。
文学館側になぜ山や谷ができるか。それは沿線の生活者が勝手にどんどん刺さりこんでくるからです。本来排雪場所じゃないところに雪積み上げる。線路にそって除雪など知ったことではないが、とりあえず自分の家から向こうにわたる道だけは作る。そんなこんなで凸凹状態。
積み上げた雪山は見上げるばかり。迂回するのもつまらない。線路にそってまっすぐの道を作る、のが趣旨ですからね。強引によじ登ります。
背丈まで埋もれるのでないか、と一抹の不安。けれども堅いんだな、これが。
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January 2010
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The Place For the Rest of Me
アップルコンピュータ、iPadを発表しました。ノートパッド型のコンピュータ。
アップルのCEO(最高経営責任者)スティーブ・ジョブズは「魔法のようで革新的なデバイス(道具)」と言っておられます。
アップル嫌い、ジョブズはもっと嫌い、の方も少なくはないので(分からないではない。ジーパンにTシャツだからね。ジイさんなのに)、「あいかわらず大げさだよな。iPhoneでっかくしただけじゃね」とも言われます。
ジョブズは、ステージに置かれたソファにくつろぎ、週刊誌めくるみたいにiPadのページをペラペラ(iPhone触った人はすぐわかる感覚)。パフォーマンスなわけですが、病み上がりだからほんとに疲れたのかもしれません。ジイさんだしね(と繰り返してから確かめたら、私より2歳年下じゃないか!)。
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ツイッター
明けましておめでとうございます。
前に少し書いたことですが、ツイッター(Twitter)というものを始めています。
昨年の今ごろ、ちょっと試みたのですが、140字という字数制限は短すぎる。また書き込んでみたところで、何の反応もない。一日二日おいて様子を見にきても、反応ゼロ。一体何がおもしろいのか、さっぱり分からず。
その後、「日記」について思うところあり、挫折したまま放置しているツイッター使ってみようか、と考えた経緯、2009年10月12日の「日記」のとおりであります。
多少の紆余曲折をすっとばして申し上げれば、これは本当におもしろい。いろいろと有益でもある、らしいが、まずは何よりおもしろい。
前に試みたときは、なぜつまらなかったのか。
それは「フォローする」「フォローされる」という、ツイッターの「かなめ」が解っていなかったからですね。
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December 2009
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目の前の人
私は人の顔を覚えられません。 午前中、2時間くらい話し込んでいた人の顔を、午後、忘れたりする。寄る年波、でもありますが、どうもこれは昔から。 今、カウンター越しに話しかけてきたオヤジさん。 「この床、懐かしいね。これはボクが生まれて初めてのアルバイトで貼ったんだよ」。えーっ。 「施工受けてた木工所が時間なくなったらしくてね、アルバイト集めた」「あの当時、フローリングなんてのがだいたい珍しいし、床貼ったところも、何枚かの板を、いわゆるさねはぎって昔からのやり方で、ついでた。けれども、ここの床は4枚の板を波釘でしっかりあわせて、一枚のタイルを作ってる。だから決してバラバラにならないんだね」「そのタイルの裏にコールタール塗って、セメントで床に貼っていく。コールタールが熱いから、その役やらされたヤツは気の毒だったな」。 おもしろい、おもしろい。...
November 2009
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ちまちまカード
開催中の「ちまちま小樽文壇史 偉人展」、有料入場者にもれなく高山美香さん作消しゴム版画のカード1枚差し上げます。
カードは3枚集めると素敵な景品もらえます。さらに6枚集めると、すんごい景品もらえます。
いくら好きでも、6回リピートはないな、というお客様、ものは考えよう。
6人連れでお越しになれば、一回で豪華景品ゲットです。誰がお持ち帰りになるか、は、当方知ったことではありません。
吉田秀和氏
鎌倉文学館の小田島さん来館。
いろんなお仕事を兼ねてのことでしょうが、昨年なさった「吉田秀和展」の流れで、小樽時代の吉田秀和氏を知っておられる、という女性を訪ねるのもその一つ。ちょっとしたことで、手元にある手がかりはわずか。
館を出られてから、しばらく後、お電話あり、「訪ね当てることができました」とのこと。ご本人は、残念なことに二年前亡くなられたそうですが、ご家族に会い、ご確認できたそうです。素晴らしいお話。いいお仕事。
吉田秀和氏の文章は、私も大好きでした。学生のころ出会った『モーツァルト』は、私の生涯の一冊。吉田一穂の思い出も、たいへん美しい文章。一穂展のとき、思い切って原稿依頼をしてみたのですが、「あれで書きつくしましたので」と、ていねいに断られました。
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ちまちま小樽文壇史
さきほど、設営終了。高山美香さん、さすが疲れ果て、明日は来ません、ときっぱり。
会場に、パワー満ちあふれているのですが、それでもまだ未完、あちこち蜜柑。
会期中にできてゆくのは、この文学館の個性(便利だな)なので、無問題。
人形総数、現在、96体。つまり人形自体、4体足りない。100体めざし、エネルギーは途切れることなし。
人形できても、解説板未完のものもあり。高山さんの思い入れが強くて、もう少しもう少しの結果、未完。
それほど思い入れさせるのは、誰か。
その名、八橋栄星。おそらくほとんど誰も知らぬであろう。私的には、小樽文学館で、いちばん格好いい人物。
解説パネルが未完の高山さん、かわりに予告パネル(前代未聞)置いていきました。
「武闘派川柳宣言!!」。完成をみるまで、リピートせざるを得ない仕組みであります。
ポラロイド展撤収
ポラロイド展、昨日、無事終了。
本日、撤収です。記念にレゴ・カメラをさしあげました。
またオシャレで楽しい展覧会、ぜひご一緒しましょう。
古本市
雪を心配していましたが、お昼ごろまでは良い天気。たくさんお客様に来ていただきました。
にぎやかであれば、ボランティアの皆さんも、私も元気が出ます。
ちょいとヒマみて、青木さんと雑談。ポラロイド展をご覧になり、「時代のキーワードは『かわいい』ですね」とおっしゃる。そのとおり、と、私も思う。
そこで、古本市会場にて「かわいい」を基準に3冊、購入。
『村上ラヂオ』(大橋歩の絵がかわいい)、宮澤賢治動物童話集『貝の火』(完全復刻版・佐伯義郎の装画がかわいい)。
そしてこれはめっけもの『ジュニア反対語辞典』(東京堂出版・昭和36年初版)オビに「国語がとてもおもしろく覚えられる!」「小中学生諸君の学習に!」「みんなに待望された普及版!」だって。
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